２０１７．０１．０３．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　好　天　の　三　が　日

　　今年のお正月はお天気に恵まれた。

　　世間のムードには何がしかの不安、時代の変化を予感させるものがあったが、わが家の

　　三が日は全くの平穏無事で、楽しい時間を過ごせた。

一月一日

　元旦は前々日に帰省して来た長男一家と打ち揃って６時に家を出、八幡宮に初詣に出掛けた。
　さすがにその時間であれば早々に家に戻れて、恒例のお屠蘇の祝いを恙なく行えた。
　おせち料理も今年はトモや木乃実が中心になって作ってくれた。我々年寄りは遠慮すべき時期
　に来ていた。新年の挨拶や会の仕切りは長男の義樹に任せた。

　午後には東戸塚の長女一家も加わって百人一首やトランプに打ち興じ、本当に賑やかで楽しい
　ひと時を過ごせた。今年祐樹は大学を卒業して社会人となり、木乃実は大学の専門課程に進む。
　彼女には戦争時の体験を聴いて来る宿題があった由で、一時間たっぷり僕の國民學校時代の
　思い出を語ることになった。僕自身も楽しかった。末弟の春樹は今年１１歳の年男になった。
　双子の咲希、創太は高校受験に挑戦する。その為の勉強に勤しむべく、大阪のおじいちゃん宅
　へはお父さんの和仁さん一人が帰った。

一月二日

　長男一家は昼前に小淵沢へ引き揚げて行った。
　大晦日の大掃除、おせち料理の準備、除夜の鐘撞き・・・と、久し振りに彼らと長く一緒出来た。
　春樹にテニスの球出しをしてやる機会もあった。

一月三日

　今日はこの数年恒例になっている箱根駅伝の応援に出掛けた。
　今年は、藤沢警察署の近くで応援した。選手たちを見送った後は、鵠沼海岸に出て、江ノ島を
　見て帰った。海は波静かで、富士山もひと時、東海道線の跨線橋上から望めた。
　三時過ぎに大阪から戻った和仁さんが挨拶に来てくれた。　夜は三人ですき焼きを堪能した。

　　　　　　　　　　　　　　　　子と孫に委ねし今年節料理　　　　　　義信

　　　　　　　　　　　　　　　　　去年今年驚きの日と感謝の日　　　　　義信