２００７．０５．２６．

　　　　　　　　　　　　うぐいす　が　増えた理由

今年はウグイスが例年になく沢山やって来ます。
朝の暗いうちから鳴き出して、娘の友恵などはゆっくり寝ていられないとこぼしています。
五月に入ったら、その声は一層太く、しっかりして、本当に近くで鳴いています。
時々は僕も口笛で返事してやると、一層嬉しそうに囀るのです。

家内とも「今年はウグイスが多いね」と話し合い、「これは気候と関係があるのかしら」と噂して
いました。
ところが今日、その原因に思い当たりました。
それは庭の植木が例年以上に生い茂り、ウグイスが隠れるのに絶好になったからなのでした。

上の写真は今朝庭で撮ったものです。
どちらの方角も木が大きくなってお隣りの家が殆んど見えません。
植木屋さんに頼むと相当なお金が掛かるし、僕も今年は体調が悪く、庭の手入れをサボって
いるのです。
ウグイスには絶好の生息条件が整いました。

庭木を整えるのは人間の都合です。
庭に遊びに来る鳥たちには、今の草茫々の方が有難いでしょう。
樹木にとっても伸びたい放題にしてくれるのを喜んでいるかも知れません。
そうした言い訳を考えながらも、やはりこれではいけないなあ、と思うこの頃です。

5月15日は京都では葵まつり。正しくは賀茂祭が行われました。
この季節になると、庭にはホトトギスもやって来ます。
今日も、「トウキョウ　トッキョ　キョカキョク」の声が聞こえました。
従って我が家のお茶菓子も、「葵の葉　と　ホトトギス」　になりました。

梅雨入り前のひと時、僕はリハビリに努めねばなりません。