２００９．０４．０４．

　　　　　　　　　３０周年を迎える　いずみテニス倶楽部

　　今日は一年ぶりに、いずみテニス倶楽部のスプリング　マッチに出場した。
　　好天に恵まれ、春の気配がいっぱいで、楽しい一日になった。
　　身体も思いの他、よく動いた。
　　この倶楽部も今年３０周年を迎える。
　　最初の建設委員長としてお手伝いした僕にとっては、感無量の思いであった。

そもそもこのクラブの建設を構想したのは、日頃運動機会に恵まれない主婦層にその場を与え、社会の
中心で頑張っている男性諸兄には、少しは地元のことも思い返して貰いたいと念じたからであった。
テニスだけではなく、新しい住宅地に移り住んで来た人々の交流の場にすることを第一に考えた。

それから３０年。振り返るとその夢は実現した。
歴代町内会役員はクラブメンバーが多数で、諸活動の中心になると共に、種々の課題を克服して来た。

昨今は高齢化が進み、定年を迎えた老人クラブの様相を呈しつつある。若い人には入り難くなっている
かもしれない。世代交替は進んでいるが、親子で出場したのは我一家だけであった。

建設には地元の色んな方にお世話になった。称名寺の成実前住職や礒崎市会議員ら故人になられた
方々も十指を超える。仲間には建設作業のプロも居たので、素人はブロックの積み方を教わった。

その後も、コートは自分たちの手で、最高の状態に維持されている。
僕が名古屋から送ったネット支持用の鉄パイプも健全である。

このクラブが何時までも存続し、地域交流の中心であることを祈るばかりである。

　　　※　　　集合写真は、池田榮作氏の提供です。