２０１０．０２．１３．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬季オリンピック始まる

バンクーバーで、冬季オリンピックが始まった。
これに呼応するかのように、先週、わが家の応接間に４０吋のデジタルテレビが入った。
既に昨年、寝室には２０吋のテレビを購入したから、これでわが家のデジ化対策は完了した。

　　これまでのテレビは２００１年製であった。
　　約１０年働いてくれたことになる。
　　まだまだ元気なのに下取りされていく運命になった。
　　お別れに記念写真を撮ってやることにした。

　　日本でテレビ放送が始まったのは昭和２７年である。
　　しかし一般家庭に普及したのは昭和３５年以後であった。
　　３４年の皇太子ご成婚当時は、多数は近所のテレビが
　　ある家へ押しかけて行列の中継を拝見した。

　　カラー化は３９年１０月の東京オリンピックで進んだ。
　　この頃からビデオも利用されるようになった。
　　衛星放送が始まる（平成元年）と映像も綺麗になり、大阪
　　での花博（EXPO'９０）の頃からはハイビジョンの導入が
　　進められた。それから約２０年。デジタル化、液晶化、薄型
　　化されて、それが庶民の手に届くようになった。

これから放送と通信の融合、パーソナル化が一層進むと、人々の新聞、書籍離れは益々激しくなる。
視聴可能なチャンネルも１００近くになる。人類はそれをどう賢く使いこなしていけるか。
これからの大きな課題である。