２０１４．０２．１０．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０年ぶりの大雪

一昨日から太平洋岸は大雪となった。鎌倉の雪国を自認する我家の庭にも雪はかなり積もった。
しかし今回の雪は粉雪で、夕刻には風も強く吹いたので、屋根や樹々の上の積雪は少なかった。　　　　　

幸い休日を挟んだので、晴天になった日曜の朝は、ご近所総出で除雪作業に追われた。
我家も娘が頑張ってくれた。

困ったのは人間だけではなかった。雪に埋もれた雀たちは、我家の米粒を当てに催促にやって来た。
早朝から雪面にその足跡が印されていた。早速沢山撒いてやった。

坂の下からは、「かまくらが出来たよ！」と大声で叫ぶ子供の元気な声が聞こえて来た。
今日、歯医者さんからの帰り道でそれを確認した。祠の中には小さな雪だるまが幾つも造られていた。

折しも、ＳＯＣＨＩでは冬のオリンピック大会が始まった。テレビはその中継に忙しい。
時差の関係で、ＬＩＶＥの中継は夜半に及ぶ。
ソ連邦解体の悪夢から脱して、ロシアが平和な国に甦りつつあるようで本当に嬉しい。

冷戦の真っ只中に、モスクワでオリンピックが開かれたのが１９８０年。
この時は、アフガニスタンへの侵攻に抗議し、米国、中国、日本は参加を拒否した。
今回も欧米首脳は顔を見せなかったが、習近平主席や安倍総理は開会式に出席した。
依然として政治色を完全には払拭出来ないが、平和裡に大会が成功するのを祈りたい。