２０１４．０７．２１．

　　　　　　　　　　　久し振りの　都市対抗

１６年ぶりに、新日鉄名古屋の野球部が都市対抗に出てくるというので応援に出掛けた。
短い期間だったが、僕には３６年前に、このチームの野球部長を務めた思い出がある。

時代が変わって、今は　「新日鉄住金東海ＲＥＸ」　という名前になっていた。
ＲＥＸというのは、恐竜のことらしかった。さすれば、中日ドラゴンズより強い存在である。
製鉄所を中心に、広く地域の企業と個人によって支えられるチーム形態に変身していた。

相手は、京都市代表の　「日本新薬」。
激戦区の近畿第２代表で、３１回の出場を誇る強豪であった。

試合は１回裏に、ＤＨの加藤の２ランホームランで東海市が先制し、更に１点を追加したが、
その後は、左腕の榎田に抑えられ、３−４と、逆転で惜敗した。
畠山も好投したが、相手の３番打者倉本一人にやられた。彼は横浜高校出で、大会でも
屈指の強打者であった。他の選手の足の速さも目立った。

名古屋を去る時に、球場脇に植えた　「安藤サクラ」　はまだ健在らしい。

今回は、バスや新幹線で多くの応援団が駆けつけ、数では日本新薬を遥かに上回った。
２００３年に改組されたチームの形態は、それなりに成果を挙げていると云える。
今回、第２試合に登場した　君津市代表の　「新日鉄住金かずさマジック」　も同じ
形態だが、こちらは既に昨秋の日本選手権で優勝するまでに成長している。
今日も、四日市市代表の　「永和商事ウイング」　を一蹴して２回戦に勝ち進んだ。

東海市もこれに倣って、一層強くなって欲しい。
来年、又、東京ドーム　で待ってますよ。

もう少し昔の知り合いに逢えるかと思っていたが、同期の郷農君と２年後輩の加島君、
それに野球部の片山元マネージャーに出逢えただけだったのは、ちょっと淋しかった。