２０１５．０６．２１．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父　の　日　の　贈　物

　　　　　今日は「父の日」。
　　　　　小淵沢に居る長男と、同居している次女から、嬉しいプレゼントを貰った。

　　　　　長男からの贈物は、『　八ヶ岳の森からのメッセージ　』 と題した小冊子、
　　　　　次女からの贈物は、『　錦織圭愛用のテニスウエア　』　であった。
　　　　　それぞれ、二人らしいものが選ばれていた。

　　　　　義樹の冊子は、この２０年ばかり、森林保護のために活動してきた所以と、
　　　　　自身の次世代へのメッセージを、２０ページに及ぶ文章に纏めたものであった。
　　　　　それは父にとっては、５０歳を期に記した、彼の卒論＝報告書のように思われた。
　　　　　あの子が小生と価値観を共有し、此処まで成長したか、と思うと本当に嬉しかった。

　　　　　友恵のプレゼントは、昨今着たきり雀になって、流行とは無縁の小生を気遣って
　　　　　のもので、これまた嬉しかった。
　　　　　彼女は、昨夜、テニスの大会で優勝して帰って来て、これも嬉しいお土産になった。
　　　　　この子も最近は、あれこれ衰えを見せ始めた我々二人をよくカバーしてくれている。

　　　　　中学生になった双子を面倒見中の長女＝千恵は、今月初めアキレス腱を負傷して
　　　　　現在治療中である。今回はメールでのやりとりしかなかったが、先月の母の日には
　　　　　東戸塚から御馳走を届けてくれ、母を沖縄旅行に連れて行ってくれた。

　　　　　我々は地球人として、今日から何が出来るか。
　　　　　義樹の提唱を一言で纏めれば、それは、「地上のあらゆる生命同士の繋がり
　　　　 を理解し、分かち合って生きること」　に尽きる。

　　　　　小生も、あとに残された時間、彼のために何が出来るか、をよくよく考えたい。