２００３．１０．２２．

　　　　　　　　　　　　　６９回目の誕生日

今日は小生の６９回目の誕生日。幾つになっても誕生日は嬉しいものである。

今日は鎌倉の三人で祝杯を挙げた。戸塚の長女からはメール、小淵沢の孫からは電話

でお祝いのメッセージが届いた。トモはお祝いに黒い色の洒落たシャツを呉れた。

この数日微熱が抜けず、ワインも一口飲んだだけで酔いがまわった。

体力の衰えは顕著である。

しかし色々と気遣ってくれる家族のいる限り、もう少し頑張ろう。

　　　　　　　　顔に生気がない　　　　　　　　　　　　紀子が元気なのが助かる

１８日には、住宅地内に住む新日鉄OBの会合に顔を出し、１９日には、鎌倉国宝館で、

「建長寺創建７５０年展」を覗いて来た。

京都の建仁寺から、俵屋宗達の「風神雷神図」の屏風絵が奉祝出品されていた。

２０日には東京市ヶ谷での自衛隊見学、２１日はヨコハマで高校同期会の打ち合わせ、と

出歩きはしたが、足付きは心もとなかった。

この分だと、週末のテニスの大会は欠席せざるをえないだろう。

折角の記念写真にも生気がない。

裏庭の柿が今年は結構美味しい。

見かけは悪く、大きさもそんなに大きくはないが、甘くて味が良い。

　　そこで、一句。

　　　　　
　　　庭の柿　舌に適ひて　誕生日　　　　　義信

　　　
　　来年はもう古稀である。

　　子規は僅か３５年の生涯であったという。

　　しかし柿の句一つをとっても彼には到底及ばない。