家事の手伝い                2003.11.14.


 このところ毎日、娘に叱られてばかり居る。
 「パパはもっと自分のことは自分でしなさい」 又いわく 「もっと家事を手伝って身体を動かし
なさい」・・・・・。

 何れも御尤もである。
 最近は家で身体を動かすことがだんだん少なくなり、足腰が弱るのも、寒がりになったのも
そのせいだというわけである。
 ホームページを作り始めて以来、確かにパソコンに向う時間が増えて身体を動かさなくなった。
 週に1〜2度はスポーツクラブで、テニスやウオーキング、筋力トレーニングなどをやっている
が、どうもそれだけでは駄目なようである。姿勢も猫背が進んで益々悪くなっている。

 一方家内は一日中バタバタと家の中を走り回っている。
 僕より元気なのはそのせいらしい。
 こちらも半分は甘えもあって、お茶を入れるのも、下着を出すのも、全て彼女に頼む。
 僕はたまに着替えのシャツを自分で出そうとしても、それが何処にあるか分からない。
 コーヒーもインスタントなら入れられるが、サイフオンで美味しいコーヒーを沸かそうと思ったら
そのやり方が分からず、水の入れ場所を間違えてしまった。
 それぐらいだから、炊事、洗濯、掃除、蒲団の上げ下ろしなどは全くできない。

 先日大学水泳部同期の集まりがあって家事手伝いの話が出た。
 なかには松浦君のように率先して炊事を楽しんで手伝っている者も居たが、僕と同じく何も
しない人間も多かった。

 
 今日は久し振りに気持の良い朝を迎え、明日は木乃実の七五三で長男一家も戻って来る
ので、一念発起して、庭の掃除をした

 その証拠が下の写真である。
 綺麗になって自分でも気持が良かった。しかし中腰で熊手を動かすと腰がかなり疲れた。

   それに木々を見上げると、まだまだ葉っぱ
  が残っていて、何れ又掃除はしなければ
  ならないようであった。

   しかし庭のあちこちに、千両や万両、つわ
  ぶきの独り生えが見つかって、秋の深まり
  を実感できた。

   気になっていた浴室天井の掃除は娘が
  やってくれた。車の洗車もやってくれた。
   若い者の仕事はやはり速い。こちらの作
  業はのろのろであった。

 掃除を終えると、早速小鳥が庭に降り立った。
 熊手で掘り起こされた土に、虫でも見つけたのかも知れなかった。
 空には高くトンビが沢山舞っていた。
 危うく生き残っていたカマキリを掃き飛ばすところだった。

 まあこれからは、ぼつぼつでも家事を手伝うことにしよう。
 紀子は、今日はリサイクル バザーの手伝いに出掛けて一日留守であった。

 以下に、今朝の庭での、晩秋の気配を写真でお届けする。
 
   まだまだ 桜の葉 が残っています       築山の萩の葉はすっかり黄色く・・

 
       独り生えの 千両              あちこちに咲く つわぶき

  
      みかん も豊作?               藤棚が壊れて 又物入り