２００５．０７．１８．

　　　　　　　　　梅雨明けのこの頃　　　（　家事の手伝い）

　今日は「海の日」だそうである。
　長らく「７月２０日」をそう思って来た年寄りには、少し馴染み難い。
　そもそもこの日が「海の記念日」と定められたのは、昭和１６年で、それは明治９年のこの日に
東北巡幸を終えた明治天皇が、明治丸で横浜に無事帰着されたのを記念してのことであった。
　法律改正で、平成１３年から、７月の第三月曜日が海の記念日になった。

　今日は朝から暑い日差しが照りつけ、梅雨もどうやら明けるらしい。
　鎌倉の海岸も人出で賑わっていることだろう。しかし最近、人はあまり海に出掛けなくなった。
　ちょっぴり淋しいことである。折角の記念日もあまり意味がない。

　小生は喘息の調子が良くなったので、先日来、衰えた筋肉を回復しようと、スポーツクラブで
筋トレに励み、街中でのウオーキング回数を増やしている。
　今日は娘の友恵が一緒に付き合ってくれて、５�`を約50分で歩いた。先週の金曜日には、
大船から東戸塚の千恵の家まで、カンカン照りの日中、一人で約１５�`を３時間かけて歩いた。
　本当は、ジョギングを本格的に復活したいのだが、膝の痛みがとれないのでウオーキングで
我慢している。本職の水泳は、筋肉の衰えと呼吸困難で、長距離を泳げない。
　テニスは、スクールもお遊びの試合も支障なくこなせている。

　先週は、久し振りに庭の芝刈りをした。
　お蔭で下の写真のように、鬱蒼とした庭も少しすっきりして、涼やかな気分になれた。
　ところが案の定、このことについて家内や友恵から、文句が出た。

　雑草を根から抜かないまゝ電動芝刈り機を動かせば、その種を四方に撒き散らすことになる、
というのである。彼女たちは、暇があれば、これまで黙々と草抜きをやってくれて居た。
　それはその通りなのだが、その作業は本当に大変な仕事で、なかなかはかどらない。
　そこで二人が留守の間を狙って、僕は芝刈りを強行したわけであった。

　家事については、僕は昔から何も手伝いをしない。
　炊事、洗濯、掃除、蒲団の上げ下ろし・・・、全ては紀子任せである。
　筋肉を鍛えたければ、少しはそういうことを手伝えば、わざわざ暑い日に無理に歩かなくて
すむだろう、と皆んなが言う。特に友恵が強くそのことを言う。

　確かにその通りだろうと僕も思う。
　パソコンやテレビ、読書ばかりしているのは、健康に良くない。
　しかし昔からの慣わしは、なかなかあらためられないものである。
　身体が思うように動かないし、やり方も分からない。
　芝刈りだけは昔から僕の仕事なので思い切ってやってみたのだが、以上のようにお叱りを
受けた。

　紀子が僕より元気なのは、こうした仕事を一手に引き受けているからだと思う。
　その紀子も最近は少し衰えを見せ、疲れてソフアで横になる回数が増えた。

　やはり、少しずつ生活改善をしなければならないかな、と悩むこの頃である。

　皆さん方のお家では如何されていますか。