２００６．０４．１５．

　　　　　　　　　　　テニスボール　の　リサイクル

　
　　　今年から鎌倉いずみテニスクラブのお手伝いを
　　　することになった次女の友恵が、コートから使用済
　　　のボールを５００個ほど持って帰って来た。
　　　聞いてみると、我がクラブでは、３年前からこれを
　　　各地の小中学校に送り、リサイクル　ユース　して
　　　貰っているという。彼女は先輩委員からその仕事
　　　を引き継いだ

　　　なかなか洒落たことをするものだなと感心して
　　　色々聞いてみた。

学校では、ボールに十文字の切り目を入れ、教室の椅子やテーブルの足につける。
どの学校にも補聴器を付けた生徒がいるが、その人たちにとっては、机や椅子を引きずる音は、
鼓膜が破れるほどの大きさになるという。テニスボールでそれが防止出来るのであった。

この事業は、「グローバル・スポーツ・アライアンス（G.S.A.）」というNPO法人が仲介している。
今年３月末までの６年間で、提供されたボールは１８６万個、学校数は１５４３校にのぼるという。
現在テニスボールは１年間で３０００万個使用されていて、そのうち約４０万個がこうして再利用
されている。比率はまだまだ低いが、大変に嬉しいことである。

　　　　　　　　この記事について、松本　左斗子様からメールをいただきました。
　　　　　　　　感謝して、追加掲載します。

　　　　　安藤さんへ　　　　　

　　　　　テニスボールの件、あれは私がコート整備委員をしていたときに、

　　　　　新聞に載っていた記事を常任委員会に持って行き、ずっと継続

　　　　　されていることです。
　　　　　役員は、荷作りしたり、送ったり、多少手間はかかりますが、捨ててしまう
　　　　　ボールを利用していただけるなんて、嬉しいことですね。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松本

　　　　　　　　テニスボールの送付先から、お礼の手紙を貰いました。
　　　　　　　　それを見るには、ココ　をクリックして下さい。