午後１時開演だったが、季節外れの台風の余波で朝まで雨が残り、開催されるかどうか、
間際まで気遣われた。しかしお天気は昼前に急速に回復し、無事に公演は終了した。
我が町内会は、世帯数が２０００を数え、鎌倉でも最大級の大きさを誇る。
その為に町内には色んな特技を持った人が住んでおり、その人たちを中心に様々な文化
活動が行われている。芸大や国立を出たプロの音楽家や声楽家だけでも数人は居られる。
今日もそうした人の世話で音楽会が開かれた。出演は、地元の中学校吹奏楽部と、遠く
丹沢山麓から来てくれたアルプホルンクラブの面々であった。
会場は鎌倉アルプスのハイキング コースの緑の森に面した素晴らしい所で、その中で
ホルンやアコーデオンの音色が美しく響いた。聴衆は約５００人、皆んな近所のお知り合い
ばかりで、最後には全員が輪になって楽しく踊り廻った。
時折、ウグイスやホトトギス、トンビなども伴奏に加わった。
まずはその様子を椎名真珠子さんに撮って戴いた写真で見て戴こう。
ホルンクラブのメンバーには、町内会の住民もいるし、このクラブをスイスに案内し、
相互交流を手伝ってくれたスイス人女性も町内会員である。
吹奏楽部員の殆んどもこの地区の住民である。
こうした地域交流こそが、これからの時代に重要なのだと思う。
